仕事の過度なストレスは目的をすり替える
仕事とストレスは、切っても切れない関係にあります。
そのストレスはいい方向に進むための推進力になることもありますが、ストレスが強すぎると「ストレスを避けるため」にエネルギーを割くようになってしまいます。
どういうことなのか、僕自身の体験を交えながら説明します。
体験談:意味を持たず文字数を稼ぐだけのライター
僕は一時期ライターのアルバイトをしていました。それはECサイトの商品を紹介する文章を書くという仕事で、1商品120字くらいを3分くらいで100商品書くというのがノルマでした。(正確には商品や日によりますが)
そのノルマが達成できないと上司から
「そのペースだと時給と見合わない。会社が損している」
ということを毎回言われました。早く書く努力もしていたので、言われるのはかなりしんどかったです。
「いい文章を早く書けるようになりたい」という気持ちは日に日に薄れ、文章は定型化され同じような表現を使いまわしていました。
いつの間にか速く文字数を稼ぐことが目的となり、自分が機械になったような気がしました。
他のサイトのコピペまではしませんでしたが、ずっとあの場所にいたらそういうことにも手を出していたかもしれません。
まとめ
ストレスがかかりすぎると、本来の達成すべき目的よりも、ストレスを避けるための方法を探すことが重視されてしまいます。
本来の目的を、自分からすり替えることになるのです。
そんなマインドで仕事をしても消極的になり、パフォーマンスも落ちてしまいます。一歩間違うと、グレーゾーンの手段に手を出す可能性もあります。
過度なストレスにさらされないこと、自分に適したストレスがある環境を見つけることが大切です。