歌は思っていたよりも人の心に残ってるし、あのときの想いも連れてきてくれる
「歌」って、その時の想いを連れて「今」に来てくれるよなーって感じた話。
先日、中学からの友達の結婚式に行ってきた。
あるあるだけど、けっこう多くの人が結婚していたり子どもがいたり、とライフステージを順調にのぼっているように見える。うらやましかったり、さみしかったりする。
僕は酒は弱いけど、朝10時から日付をまたぐまで酒を飲み続けた。楽しかったな。
2軒ほど飲み歩いて最後にカラオケにいった。
曲の締め、つまりその日の締めだったんだけど、中学からの友達であり、その日の新郎がいれた曲がSOUL'd OUTの「To All Tha Dreamers」だった。
アニメ「焼きたてジャパン」のエンディング曲といえばわかる方もいるのではなかろうか。
この曲は僕が中学のときに新郎たちといくカラオケで、僕がよく歌っていた曲だった。
当時、僕しかSOUL'd OUTが好きじゃなかった。周りはバンプとかラッドとかオレンジレンジとか聴いていた。僕も聴いていたけど、周りはSOUL'd OUTが好きではなかった。
僕がSOUL'd OUTを歌っているときは、みんな知らないからケータイいじってた。英語の歌詞をカタカナにして歌えるようにしていたな。今でもみんなが知らない曲歌うからそんな感じだけど。
それを今、もう解散もしたSOUL'd OUTの曲を友達が覚えていて、僕のSOUL'd OUTを聴きたいと思って入れてくれたのである。
なんだろうな、言葉にできないのがもどかしいけど、すごく大切なことができたような気がする。
歌ってみるとみんな盛り上がってくれて、時を越えて僕の想いがあの場所に届いた気がする。報われたというか。
結婚式とかおめでとうとかぜんぜん関係ないけど、よかった。
そして、中学から変わらないよなーとか話していた僕たちは、また仕事に戻っていく。