負の感情を努力のガソリンに変える方法『天才はあきらめた』
生きていると、いやでも天才に遭遇する。天才の定義はさておき、自分とは格段にちがうスピードでものごとを会得していかれる経験は、誰にでもあるだろう。
芸能界という天才たちがひしめき合う中で、努力でのし上がっていく自叙伝が山里亮太著『天才はあきらめた』。
この記事では、本の内容にはあまり触れずに僕がこの本から学んだことを書いていく。
- 目標を立てることの大切さ すべて意味のあるものに変える
- 負の感情の対処方法を知っていれば、ネガティブになる時間を減らせる
- 自信の保ち方 過去のよかったことを記録しておく
- 成功したとき、すべてのいやなことや辛いことは意味があったと思える
- 全力でやる
- まとめ
目標を立てることの大切さ すべて意味のあるものに変える
目標を立てて挫折することはもう人間のあるあるになっている。モチベーションを保つことが難しいというのが理由の1つ。
ただ、目標を立てると、一見関係のないことでも努力していることにできる。
「お笑い芸人になる」という目標なら、映画やドラマのおもしろかったワンシーンをメモすることもお笑い芸人になることへの努力にできる。今日もがんばったって言える。
一度でもさぼるとやる気は出にくくなる。継続することが大切なんだから、自分のハードルをできるだけ下げてあげる。よいモチベーション維持の方法だと思う。
使い方を間違えれば自分への言い訳にもなるから、多用は禁物。
負の感情の対処方法を知っていれば、ネガティブになる時間を減らせる
ただただ日常に起こる嫌な気持ちを、そのままにしておくのはなくて、頑張る力に変える。
自分ががんばっているとき、周りの楽しそうな人たちをみると羨ましくて悔しい気持ちになることもある。
「おれはなぜこんなことを」
と勝手に理不尽さを感じる。
そんなときは「君たちが立ち止まっている間に俺は先にいくぜ」的な考え方をする。
人使いの荒い上司がいたら、「俺が昇進したらお前は部下としてこき使う!」と心に決めて仕事をがんばる。
嫌な気持ちへの利用方法を知っていると、ネガティブになる時間を減らせる。
自信の保ち方 過去のよかったことを記録しておく
自信がへし折られる出来事や失敗して自己評価をかなり下げてしまうことは生きていればよくある。
そんなときは褒められたことやよかった反応とかを記録・記憶しておいて、自信がなくなりそうになったときにそのことを思い出す。
また、今回は「たまたまそうなっただけだ」とか自分の逃げ道を用意してあげる。お笑いという完全自己責任の世界だからこそ通用することかもしれないけど。
成功したとき、すべてのいやなことや辛いことは意味があったと思える
挑戦することは誰でもできる。けれど、自分の中に挑戦を応援する派とやめとけ派がいる。最初、この2つの派閥の勢力はどっこいどっこいだけど、次第に挑戦することの恐怖が増していきやめとけ派が勝つ。
やめといた結果、あとで後悔することがほとんど。いつもそうだって自分でもわかっている。
自分の中で起きる心の動きを、客観的にみて、前向きな気持ちを思い出す。何度も後悔しているという事実を思い出す。逃げたくなることとセットで感じなきゃいけないのは、怯えとか恐怖とかではなく、前に進む気持ちだ。
そして、何度も挑戦した結果、オセロの黒が1枚の白で次々と反転していくように嫌なことに意味があったと思える。
全力でやる
全力ってどれくらい?というのは、全力を出したことが人のセリフなのかもしれない。
何かに全力で取り組んだ経験のある人は、全力がわかる。だからこそ、人それぞれ全力はちがう。
全力を確かめるには、全力を出せるものをやった方がいい。それが見つからなければ今まで一番がんばったことを、ひとまず全力と置いておけばいいと思う。
その全力を基準に、その基準以上の全力を尽くせばいい。
「自分のペースでやりたい」は言い訳にしか聞こえない。上にいくには、ハイペースにしないといけない。
まとめ
自分の感情をコントロールするのがうまい人。ここには書かなかったが、人見知りに言及しているところに励まされた。
人見知りでも、環境を変えれば表舞台で活躍できる人間になれる。
アルバイト選びで後悔したたった1つのこと 同じバイトは長くやらない方がいい?
僕は今まで10個のアルバイト・非正規雇用を経験してきました。
(経験した職種の詳細は次の記事に書いています
アルバイトに受かる方法 面接10連敗から9勝した人の解説 - 素直に働く)
そこで1つだけ後悔したことがあります。
それは1つのアルバイトを長くやりすぎてしまったことです。 この記事では後悔した理由を詳しく説明します。
学生時代になんとなく始めがちなアルバイトですが、目的をもって選んで将来の役に立てましょう。
お金よりも経験の方が大事 特に大学生
僕が学生時代のときにやっていたバイトは、スーパーやコンビニがほとんどで、レジ・掃除など誰にでもできることをやっていました。
人と関わるのも苦手なのでお金のために働いていました。
しかし、就活のときにバイトの経験から自己アピールを考えたりしますが、特にないわけです。ただ、時が経つのを待つ苦行のようなものだったので。
だから、もっと別のアルバイトをやっておけばよかったと思います。例えば、
- やりたい
- 興味がある
- 珍しい
のどれかに当てはまるものです。
特に学生時代ほど時間がある時期はないので、学生だからこそできる経験値の稼ぎ方をしておいた方がよいです。すぐやめられますし。
お金以外の目的を持ってアルバイトを選んだほうがいい理由
お金を目的でバイトを選ぶと、バイトのほとんどが時給換算なので長く働くことに直結します。
時間を注ぐだけなので、やりがいもあまり持てず、積極的に働こう・良くしようという気持ちになりにくいです。
ただ、「お金のため」という理由が元で、ボーナスが出るアルバイトを始めて、ボーナスが出る条件を満たせるように試行錯誤するというようなのは別です。
要は、時間とお金だけの交換になっていない方がよいです。時間との交換がお金+αになるものを始めましょう。
お金以外の目的は、目的を達成すれば別のことを始めやすいです。
例えば、「コンビニ業界のことを知りたい」という目的であれば、こういうシステムで注文するのか、とか店長はこういう仕事をしているのかとか学ぶポイントがあるので、一通りわかったら次のバイトを始めることをおすすめします。
大学生におすすめのアルバイト 珍しいアルバイトは自分を差別化してくれる
大学生におすすめのアルバイトは2つあります。それは
- 珍しい
- オフィス内の事務
珍しいアルバイトをしていると、就活でも興味を持ってもらいやすいです。また、就活以降の場所でも、話のタネになります。
すべらない話ではないですが、話せることがあるといろんなところで助かります。
もう1つは、オフィス内での事務です。
社会人を見て実際に働くことで、自分が働くことのイメージがしやすいです。就活の面接でする質問にもリアリティが出せます。
インターンでもよいですが、1週間程度のものよりは数か月企業の中で働くものをおすすめします。
短期だと、良いところだけ見せて終わりとか、ちょっとしたグループワークをして終わりとかが多いです。なので、会社のリアルを見るには長期の方がよいです。
まとめ 経験は仕事選びに役立つ
「アルバイトはアルバイト。社会人になってからなんの役にも立たない」と思う方もいるかもしれませんが、
いろんなことを経験すれば、どんなことに感情が動いたか(喜び・辛さ)がわかるので、喜びの感情になったときに近い仕事を選べばよいです。反対に辛いことは選ばなければよいです。
アルバイトは失敗してもリスクがありません。居心地が悪くなれば辞めればよいです。しかもお金がもらえるので、アルバイトは自分の成長にとってとても利用しやすいものです。
目的を持ってアルバイトを選んで、自分の成長に役立てましょう。
アルバイトに受かる方法 面接10連敗から9勝した人の解説
僕は大学生のときにアルバイトの面接に10連敗した経験があります。社会にあまり向いてないと感じた経験でした。
一方、そのあとはアルバイトなどの非正規雇用を9つ経験してきました。その経験から、アルバイトに受かりやすい方法をまとめました。
何度かアルバイトの面接を受けたけど断られた方に読んでほしいです。
まとめると、まずは受かりやすいものからやってみるということです。
僕が経験したアルバイト・非正規雇用
以下に、時系列に経験した仕事を並べました
- コンビニ①
- コンビニ②
- 居酒屋
- スーパー①
- ゲーム・アプリ制作会社
- スーパー②(①と同じスーパーだが別店舗)
- 通販サイトの下請け
- 県庁
- ホームセンター
- Web系の制作会社
アルバイトに落ちる3つの理由
何度かアルバイトの面接に落ちたら、自分は頼りなさそう・信頼できないというふうに見えているということです。
その理由は3つあります。
- そのアルバイトに必要な基本的なことができていない
- アルバイトすら未経験で不安要素がある
- 同時期に受けた他の人が自分より優れている状態が続いている
①接客であれば、声を出す・簡単な会話をするという基本的なことができていないと受け取られています。
アルバイトで求められていることはそこまで多くないので、求められていることを2つくらい考えてそれを守りましょう。
②アルバイト自体が未経験だと、雇う側としては少し不安要素です。
1つアルバイト経験があるだけで、仕事に関する常識的なこと、マナーやモラルがあると思われます。
僕自身、1年くらい1つのところで働いたあとは、他の場所も受かるようになったので、経験があるかというのは大きい要因です。
なので、僕は受かりやすいイメージがあるコンビニから始めました。
③次、がんばりましょう。
やりたいアルバイトがある
他のアルバイトで似た経験ができるなら、受かりやすいアルバイトから始めて、その次にやりたいアルバイトに挑戦してみればいいと思います。
あまり難易度わかってませんが、もしスタバでアルバイトしたいなら、他のカフェのチェーン店でアルバイトするとか。
他のアルバイトでできない経験の場合は、自分で似た経験をするところから始めるといいと思います。
「やる気あります」と言うよりも、「(やる気があるので)こんなことしました」と言う方が伝わります。
面接で失敗したこと 楽観的イメージで答えない
僕が面接で失敗したことで今でも覚えているのは、チェーン店のカフェを面接したときのことです。
志望理由に「落ち着いた空気で働きたい」という、カフェ使う側のイメージ言ってしまいました。
いまならわかりますが、チェーン店のカフェなんて忙しいときはめちゃくちゃ忙しいので僕の志望理由とはかけ離れていました。
なので、「楽そう」とか「かわいい・かっこいい人が多い」とか本音の理由より、まじめな理由が求められます。
内向的でも今からできる行動 不安定な世の中を生き抜くために
世の中が変化していく中、特に日本からは安定した職業が減りつつあります。そんな変化が激しい時代だから、世の中が変化するより先に行動していくことが大切です。
ただ、実際に行動していくのって難しいですよね。
特に、変化するのが苦手な人や大きく行動するのが怖い人はどうすればよいのか。
僕自身がそういう人間なのですが、内向的な人間が世の中にコミットする方法を考えてまとめました。
言いたいことは、職業は安定していなくても自分を安定させることはできるです。
ブログ・SNSで発信する
発信しないと誰にも見つけてもらえません。
自分ができること・好きなこと・詳しいことを見える形にしておきましょう。
これから生まれる情報を発信できるサービスや既存のサービスの中でも、自分ができることから始めて、発信していきましょう。
また、ブログやSNSはがんばればお金になります。
発信する場所としては、食べることが好きなら食べログなどもいいと思います。自分が得意なジャンルで勝負した方がポジションを見つけられると思います。
評価軸は複数ある
いろんな人がみているSNSだから、評価される軸もそれぞれちがいます。自分には価値がないように見えても、他の人が見れば希少価値の高いものかもしれません。
突き詰めていくことが大切です。
普遍的な能力を身につけよう
消えていく仕事や傾く業界はありますが、求められる普遍的な能力さえあれば業界・業種を変えてもやっていけます。
たとえば、
- コミュニケーション能力
- 経験
- ある分野の突出した知識
- 創造性
などです。
ふだんの仕事でやったことないことをやってみたり、プライベートで興味のある分野を突き詰めてみたりして、力を養いましょう。
お金周りを整える
出るお金・もらえるお金を最適化しましょう。
格安SIM・iDeCo・ふるさと納税はやらないと損だと言われています。
僕自身、格安SIMのUQモバイルを使っていますが、通信速度は大手キャリアとあまり変わらず、料金は月3000円くらいです。
以下、参考です。
- 安さに騙されるな!格安SIMとは何かがわかり、後悔しないための全知識
- イデコってなに|イデコ公式サイト|老後のためにいまできること、iDeCo|国民年金基金連合会
- ふるさと納税とは? | ふるさと納税 [ふるさとチョイス]
ついでに、少ない金額から投資を始めることもおすすめです。銀行に預けたままのお金はほぼ増えません。
パソコンとにらみ合って売り買いなどはなく、基本ほったらかしなので楽に始められます。
まとめ
現実はインターネット的になってきています。インターネットでの行動が現実につながります。
実際に歩いたり走ったりしなくても、まずはインターネットで行動すればよいと思います。
できることからやってみる、マネすることから始めてもいいです。何か行動しなきゃいけない世の中なので。
マーケティングオートメーション(MA)ツール導入の難しさ
僕は、BtoC向けのマーケティングオートメーション(MA)ツールを運用する仕事をしている。マーケティングよりの開発という感じで、ターゲットを抽出したり、シナリオをリリースしたりしている。
実際にMAを運用する現場から、MAの難しかったところをまとめた。
ただ、僕がいる現場で使っているツール・会社での問題点なので、多くの会社に共通した問題点ではないことに注意。
マーケティングオートメーションとは
自動化による工数削減・利益の最大化が主なメリット。
こういう人にメールを送りたい!などのときに、毎回ターゲットを抽出してアプローチをしなくてもよくなるという点で効率化。
MAを使えば条件にあてはまるターゲットに自動でアプローチできるようになるので。
また、ターゲットに対して最適なタイミングでアプローチできるので利益最大化が見込める。
以下の記事がわかりやすかった。
マーケティングオートメーション(MA)運用の難しさ
MAはフレキシブルな施策を実行できる一方で、使いこなすのが難しい。僕がいる現場でいま問題となっている部分を以下にあげた。
社内で運用する スピード感のある運用はできているか
MAツールのパンフレットにある導入企業の成功事例をみると、月に何十本もシナリオをリリースしている。
何本もリリースする中で、改善のPDCAを回して効果を上げていく。というやり方が正攻法っぽい。
ただ、月何十本もリリースするというのは僕の現場ではできていない。これは組織の形によるところが大きい。
僕がいる会社では、チームごとに担当する商品が決まっていて、MA運用チームは各商品の担当者から依頼されるメールを送る設定をする(シナリオではない場合がほとんど)。
以下、スピード感がない理由を箇条書きにした。
- MAツールの操作の難しさもあるので、チームごとにあまり触ることができない。
- 同じ人に1日に何通もメールが出ないようにするため、他のチームと調整があるのでチームごとに単独で動くことができない。
- MA運用チームとしてはシナリオをリリースしたいけど、担当商品を持っていない。
改善するとしたら、以下のようになるだろうか。
- 操作が難しくないMAツールにする
- 最低限の操作やMAの知識を身につけてもらう
- 一部のプロモーションはMA運用チームに完全に委託する
評価が難しい
ツールによるところが大きいが、自分がいる会社で使っているツールは、たまに挙動がおかしくなる。更新前のシナリオのキャッシュ的なものが残っていて更新されなかったり。
だからしっかり評価するんだけど、その評価も信用していいのかわからない。なぜなら挙動がおかしいときの原因がわからないから。ツールの提供会社に問い合わせするも明確な回答が得られなかったりする。
データを連携する いつ時点のデータか?
MAツールの特徴に、会員情報などあらゆるデータを一元化できるというのがある。ツールの中に集約されているから、スピーディなアプローチができる。
しかし、連携元のデータがそもそも1つのデータベースの中にあれば移行も運用も難しくないと思うが、いくつかのデータベースに分かれていると新たな問題が生まれる。
連携元のデータはいつのデータなのか、それはメールなどのアプローチをする上で影響しないかということ。
例えば、〇〇という商品を契約している人にメールを送る場合、MAツール上は商品を契約しているけど、元データの連携とタイムラグがあるせいで、メールを送る時点では商品を解約しているようなケースが想定される。
メールの文面に「〇年〇月〇日時点で〇〇を契約している方に送っています」などの注意書きを入れる必要がある可能性も出てくる。
まとめ
組織に合ったツールを選ぶことも大切だし、組織を運用しやすい形に変えることも大切だと思う。
歌は思っていたよりも人の心に残ってるし、あのときの想いも連れてきてくれる
「歌」って、その時の想いを連れて「今」に来てくれるよなーって感じた話。
先日、中学からの友達の結婚式に行ってきた。
あるあるだけど、けっこう多くの人が結婚していたり子どもがいたり、とライフステージを順調にのぼっているように見える。うらやましかったり、さみしかったりする。
僕は酒は弱いけど、朝10時から日付をまたぐまで酒を飲み続けた。楽しかったな。
2軒ほど飲み歩いて最後にカラオケにいった。
曲の締め、つまりその日の締めだったんだけど、中学からの友達であり、その日の新郎がいれた曲がSOUL'd OUTの「To All Tha Dreamers」だった。
アニメ「焼きたてジャパン」のエンディング曲といえばわかる方もいるのではなかろうか。
この曲は僕が中学のときに新郎たちといくカラオケで、僕がよく歌っていた曲だった。
当時、僕しかSOUL'd OUTが好きじゃなかった。周りはバンプとかラッドとかオレンジレンジとか聴いていた。僕も聴いていたけど、周りはSOUL'd OUTが好きではなかった。
僕がSOUL'd OUTを歌っているときは、みんな知らないからケータイいじってた。英語の歌詞をカタカナにして歌えるようにしていたな。今でもみんなが知らない曲歌うからそんな感じだけど。
それを今、もう解散もしたSOUL'd OUTの曲を友達が覚えていて、僕のSOUL'd OUTを聴きたいと思って入れてくれたのである。
なんだろうな、言葉にできないのがもどかしいけど、すごく大切なことができたような気がする。
歌ってみるとみんな盛り上がってくれて、時を越えて僕の想いがあの場所に届いた気がする。報われたというか。
結婚式とかおめでとうとかぜんぜん関係ないけど、よかった。
そして、中学から変わらないよなーとか話していた僕たちは、また仕事に戻っていく。
「働く」のマイナスイメージを変える方法 働きたくない人のために
この記事のポイント
- 働く中でポジティブになれる瞬間を見つける
- ポジティブな瞬間を増やす
- 自分の仕事で喜ぶ人の姿を思い浮かべる
「働く」と聞いて、みなさんどんなイメージを持つでしょうか?
- 辛い
- 疲れる
- いやだ
など、マイナスイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。僕もそのうちの一人です。
僕が働くもっとも大きな理由は「生活するため」です。お金があったら何もしていないか、好きなことだけをしていると思います。
なので、「仕方なく」日々働いています。
ただ、世の中には働くことが楽しいと感じる人もいます。つまり、単純計算で1日8時間働くとして1日の3分の1は楽しいわけです。(楽しいのであれば残業もガンガンやっているかもしれませんね)
100%「働くことは楽しい」にすることはできないかもしれませんが、働くことへのマイナスイメージを少しだけよくすれば、日々のストレスや仕事への取り組み方も変わってくると思いませんか?
この記事を読みながら、働くことに対してポジティブなイメージを持っていただければ幸いです。
- なぜ働くことは辛いのか 「給与が少ない。だからといって頑張れない」
- がんばるのが辛いのはなぜ? 卒業して仕方なく働き始めた
- 働く中で嬉しい瞬間・楽しい瞬間はいつ?
- やりがいがない 役に立っていない仕事はない
なぜ働くことは辛いのか 「給与が少ない。だからといって頑張れない」
あるデータ※によると、若者の2人に1人が給与に不満を持っています。
時間と労力を注いだ対価が「これだけしかない」と感じている方が多いのではないでしょうか。
確かに、給与が多ければ多少の辛いこともしんどいことも我慢できますし、がんばれそうです。
健全な会社であれば、成長して結果を出し、給与が上がっていくようになっているので、がんばることが給与の問題を解決してくれる方法と言えそうです。
給与の問題は、副業にしろなんにしろ、頑張るしかないです。楽して儲けたいなら、楽して儲けるためにがんばるしかないです。
(※電通総研、「若者×働く」調査を実施 - ニュースリリース一覧 - ニュース - 電通)
がんばるのが辛いのはなぜ? 卒業して仕方なく働き始めた
「いや、だからがんばるのが辛いんだって」
「がんばって結果が出るとは限らないし」
以上のような声が聞こえてきそうです。つまり、給与以外にも働くことへのマイナスイメージがあると言えそうです。
そもそも働き始めたきっかけを振り返ってみましょう。
きっかけは、なんらかの学校を卒業するタイミングで、仕事の選択を迫られる方がほとんどです。「この仕事をしたい」と思ってその仕事に就くのではなくて、消去法で選んだり、給与や労働環境で選んだりしていると思います。
「好き!」「やりたい!」で始まっていたら、今の働くことへの消極的な思いもちがったかもしれません。
だから、いま「働きたくない」という思いも、仕方ないことだと思います。
しかし、「今からやりたい仕事を探そう」といっても難しいですよね。
働く中で嬉しい瞬間・楽しい瞬間はいつ?
働く中で嬉しい瞬間・楽しい瞬間があるはずです。
例えば僕は、「仕事の合間にする雑談が楽しい」とか「辛いけど、やり遂げたときの達成感は気持ちいい」とか、感情がポジティブに動く瞬間があります。
各々が働く中のポジティブな瞬間に気持ちをフォーカスすれば、「働く」のマイナスイメージを変えることができると思います。
達成感にフォーカスすれば、自分の中で業務の細かいゴールを設定して毎日達成感を感じる仕組みをつくることができます。
自分がポジティブに感じる瞬間を意識して増やすということです。
また、自分がポジティブな瞬間を見つけていくことも大切です。
自分のポイントに気づけたら、より自分が嬉しい瞬間が増える職場を選ぶという選択もできます。転職にも役立ちます。
まずは自分がポジティブになれる瞬間を見つけましょう。
(もし、ずっと辛い・つまらないという方は、0から仕事選びを考え直した方がよいです。参考記事を下に載せています)
やりがいがない 役に立っていない仕事はない
自分の仕事にやりがいが持てないという場合は、自分がやっている仕事の影響力を想像しましょう。
事務的な仕事であっても、その仕事で助かる人がいます。その助かる人がさらに別の人を助け、またその先へと続いていきます。
役に立っていない仕事はありません。
仕事を頼んできた目の前の上司や同僚のためだけでなく、世の中のためにという思いで仕事に取り組めばやりがいも出てくると思います。
転職を考え始めるときのタイミングとは? ストレス・業界・職種で判断
この記事は、転職すると決意している人よりも、
「将来的に転職したいけど、いつ転職すればよいんだろう」
と迷っている方に向けて書いています。
この記事のまとめは以下3点です。
- ちょうどいい緊張感で働けているか
- 成長している業界で働けているか
- ニーズが成熟し切っていない職種か
半年間の悪い緊張と良い緊張のバランスで判断
- 悪い緊張が10個以上ある
- 良い緊張が3個以下
人にはちょうどいいストレス(緊張)のバランスがあり、ストレスにも2種類あります。
例えば、上司に理不尽に怒られるが悪いストレスだとすると、やりがいのある・期待された仕事を与えられるなどが良いストレスになります。
良いストレスが足りない場合は、すぐ転職せずとも在籍中の会社で少し難しい業務や新しい案件に取り組んでみるとよいです。
縮小している業界にいる 付加価値がない
転職希望者が2人いるとして、ひとりは伸びている業界からの人、もうひとりは縮小している業界からの人。
どちらを採用したいでしょうか?
やはり、伸びている業界の経験や知識を取り込みたいと思う方が多いです。なので、あまり縮小している業界に身を置いていると転職に有利にはなりません。(同じ業界であれば転職できますが)
転職先としては、成長しているマーケットを選ぶと、自分の付加価値になります。
職種が消滅しそう ニーズの強い職種で居続ける
技術の進歩によって新しい仕事が生まれる一方で、消える仕事もあります。
現在ではAIによってたくさんの仕事が代替されると言われていますよね。
また、たくさんの人が必要になる仕事は、たくさんの人件費がかかります。そのような仕事は機械などにとって代わられる仕事になりやすいです。
近い将来そうなっていくものなので、転職も含めて次の職種を考えた方がよいです。
まとめ
転職を含め、よりよいキャリアを歩んでいくために、上記のことを意識して働いていくとよいと思います。
いつでも転職できる力があるけど、この会社に居続けたいという会社であれば転職をする必要はありません。
ただ、いつでも転職できるという状態であることで、会社に雇われているという感覚から解放してくれます。
すでに会社に雇われていれば安泰という時代ではありません。いつでも行動できるように用意しておきましょう。
- ちょうどいい緊張感で働けているか
- 成長している業界で働けているか
- ニーズが成熟し切っていない職種か